保育園での遊びについて

保育士について

保育園で子どもたちはどんな遊びをしているか知っていますか?

保育園に預けている保護者の方は当然、仕事に行くわけですから保育園での様子はわかりませんよね。

保育園の中で子どもはいったいどんなことをして1日を過ごしているのでようか?

遊びの種類別に見てみましょう。

どんな遊びがあるの?

遊びには室内と室外遊びがあります。

室内遊びでも、保育者が付きながら遊ぶものと、コーナーなどを設置して子どもたちが自由に好きな遊びを選んで遊ぶものがあります。

トランプなどのルールのある遊びでは、人間関係や社会性をはぐくむことができます。

 

また、身体自体の発達には、室外遊びが最適ですね。

手先を使った遊びをすることで、脳を刺激して発達を促します。

 

室内や戸外に関わらず、想像力を働かせるあそびはたくさんあります。

その具体的な事例を紹介しますね。

 

園内での遊びの具体例

自由遊び

子どもたちが自由遊びの時間を有意義なものにできるように、あらかじめ道具を用意しておいたり、いくつかコーナーを設定しておいたりして工夫しましょう。

そうすることにより、子どもたちは自分が興味のあるものや好きなものを見つけやすくなるでしょう。

ままごと

調理台、食器、食材、テーブル、エプロン、ぬいぐるみなどを用意しておきます。

お母さんの真似をして料理に興じたり、出し合って食べたり給食ごっこをしたりします。

一口にままごと遊びといっても「お母さんごっこ」だけではありませんよ。

職業を疑似体験できる大切な場なのです。

机上あそび

椅子に座り、机に向かって集中してあそびます。

パズル、紐通し、磁石遊びなどがこれにあたりますね。

トランプやボードゲーム

ルールの難易度は年齢によってかわります。友だちとの関係につながりますね。

ブロック・積み木

様々な見立て遊びをします。これらの遊びは想像力が必要になります。

たくさんのパーツを組み合わせることで遊びが進んでいきます。

1人で遊んでいる時は1人の世界で、友だちと遊んでいるときはそのイメージを共有することで遊びがなりたちます。

 

0歳などではブロックや積み木を崩すことが大好きです。

1歳児ではただブロックをつなげるだけだったのが、3歳以上になると秘密基地までブロックで作ったりもします。

電車・プラレール遊び

男の子はよく夢中になる遊びです。線路をつなげてどこまでも走っていきます。電車のアナウンスを真似たりもします。

絵本

沢山の世界に入り込むことができるものです。

1対1の読み聞かせをしている年齢の時は、その人との信頼関係にもつながります。

 

保育者と一緒に遊ぶ

新聞紙びりびり

新聞紙を思いっきりちぎって遊びます。ボールや刀をつくったり、ままごとに発展したりもします。

洗濯物干し

洗濯ばさみで、布をひもにつるします。1歳くらいからできます。

お絵かき

小さいころはみつろうクレヨンで、大きくなるとマジックや絵の具で楽しみます。書くものも成長によって様々です。

小麦粉粘土

小麦粉、水、油、塩で作ります。食紅で色もつけられて楽しい遊びです。

大きくなるとつくるところから自分たちでやります。

口に入っても安心です。小麦粉アレルギーにだけは気を付けましょう。

 

園外での遊びの具体例

ボールや三輪車などの道具を使った遊び

他にも大型遊具もありますね。友だちとの貸し借りをすることで社会性が育ちます。

もちろん身体的発達も期待できますね。

木登り

外でしかできないダイナミックな遊びです。

坂滑り

お尻で、段ボールで、布で、いろいろな楽しみ方があります。

砂遊び・どろんこ遊び

形が無限に変わる素材で、水を加えるとまた違う形に変化します。

これを自由に楽しむことが出来るので、想像力を養います。

また、0歳から楽しめます。洗濯は大変ですが、いきいきと遊べます。

魚釣りごっこ

棒があればどこでもできます。水たまりや川があるとなおよいですね。

季節のあそび

季節ならではの遊びを経験することも大切です。

遊ぶなかで季節があることを理解でき、その性質も体感できます。

プール、落ち葉遊び、どんぐりひろい、雪遊びなどがあげられますね。

 

まとめ

一口の遊びと言っても沢山の種類がありました。

ここであげたものはそれでもごく一部かもしれません。

保育園によってはもっと様々な遊びがあるでしょう。

 

遊びのなかで子どもたちはたくさんの事を学んでいきます。

子どもは単に遊んでいるように見えて、それは全て成長に繋がっているのです。

 

年齢によって遊ぶ内容は違いますが、これらたくさんの遊びの中に囲まれて育つことで、その子にあった成長を期待することが出来るでしょう。

そのスピードはめまぐるしいものがあります。

その遊びをすることで子どもはどんなことが成長しているのだろうと考えるのもいいかもしれませんね。

 

そもそも特別なものを用意しなくても、身近にあるもので子どもたちはとてもよく遊びます。

インターネットや先輩の事例をよく見て、子どもたちが工夫して自主的に楽しめる遊びを考えていきましょう。

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