一般企業と幼稚園教諭の大きな違いとしてお昼休みという時間がないというところが挙げられます。
どんな幼稚園でも、お昼の時間は子どもたちと一緒にお昼を食べることでしょう。
では、幼稚園の先生はどんなお弁当を食べるのでしょうか?
手作り弁当or給食弁当
幼稚園の方針によって先生達のお弁当も変わります。
幼稚園で給食弁当を導入しているところは先生も同じお弁当を食べます。
食費いくら払うところもあれば、幼稚園負担もあります。
給食弁当の場合メニューが子ども達と同じなので共有しやすいです。
ただ、好き嫌いが苦手だと苦痛だったりします。
私は実習先が給食弁当でした。
好き嫌いが多かったのでこっそり残していました(笑)
ちなみに机に置かず手に持って子ども達から見えない高さで蓋を閉めてました(笑)
ちなみに実習先の先生は、子ども達が食べれないと言ったおかずを先生のお弁当に乗せていく制度にしていたので、先生の分がどれかわからなくなり残せるみたいな手法でした(笑)
子どもたちが手作り弁当の場合、先生達も手作り弁当でなければなりません。
そんなに凝ったものでなくてもいいのです。
キャラ弁とかにしなくても大丈夫てす。
冷凍ばかり入ってることもしばしば。
食べやすいことが一番です。
子ども達がいただきますしてから食べて、早く食べ終わらないといけないですからね。
はじめの頃はおにぎりだけとか片手間に食べることのできるメニューがオススメです。
また冬は温め弁当になることもあります!
温蔵庫なるものがあり、アルミのお弁当箱に入れて朝から温めておくことができます!
そうなると、カレーや肉まんなんかのメニューも楽しめるようになります♪
大人用のアルミ弁当を探すのは結構大変で子ども用の可愛いキャラクターのアルミ弁当を2個使っていたりしました!
園によっては手作り弁当、給食弁当が混合しているところや、曜日ごとで交互なんてこともあります。
どっちでもいい場合は自分の好みで良いと思います。
作るのが大変という場合は給食弁当を利用してもいいですし、好き嫌いが多かったり作ってもらえたりする場合は手作り弁当でもいいかもしれませんね!
コンビニなどで買ってきたものでOKという幼稚園はほぼないと思います。
買ってくるならせめてお弁当に詰め替えてと言われる事でしょう。
ちなみに私は、好き嫌いが多かったので就職の際に手作り弁当であることはかなり重要ポイントでした(笑)
しかも実家で、妹がまだ学生だったこともあり、ちゃっかり親にお弁当を作ってもらって楽していました。
別にお弁当代は払うようにしていましたよ!
自分で作っている先生方も冷凍や、前日の夕飯の残りなど工夫して用意していたようです。
幼稚園でのお弁当指導について
幼稚園でのお弁当はただのお昼の時間だけではありません。
子ども達にとっては食の楽しさや、マナーを学ぶ食育の場となります。
そのため、先生達もただ、呑気に食べていればいいというわけではありません。
まず、お弁当の広げ方から、片付け方も教えます。
過ごし方も大事、しゃべってお弁当が進まない子や、座り方が良くない子…様々な点できめ細やかな指導が必要なのです。
親によっては幼稚園なら食べてくるからと嫌いなものを入れてくる人もいます。
幼稚園ではまだ楽しく食べるというモットーのところもありますから出来るだけ好きなものを入れてあげましょうということもあるのですが、気にせず入れてくる場合は頑張って食べるように促すのもこちらの仕事です。
半分とか、一口とか頑張ってみようという気持ちになるよう声かけるのです。
これが人数が多いと大変なんですよね…。
たびたび、時間内に食べ終えることができない子もいます。
この場合この子に急いで食べてもらうように指導するのではなく、楽しく食べることを優先し親に量を減らしてもらうことで子どもが時間内に食べ終えたという達成感も味わうことができるです。
親との協力が不可欠になってきます。
これは、手作り弁当の場合の苦労です。
給食弁当の場合も作ってくれる方がいるわけですし、感謝という気持ちは持てるようにしなければなりません。
またメニューによっては本当に全然食べないこともあるので、その後の体力がもたなくなってしまうので、少しは食べてもらえるよう務めなければなりません。
そう、ひとえにお弁当の時間と言っても、気を配る点が多いのです。
また、お弁当を食べ終わった後の食休みの時間の過ごし方の指導もなかなか難しいものです。
私の勤めていた園は、絵本を読んで過ごしていたのですが、字が読めない子ども達に絵本を見て過ごすのは難しいことなのでやはり急にフラフラし始めたり騒がしくなったりしてしまうものです。
こうやって集団生活の中での過ごし方を学んでもらうのです。
お弁当の時間もどう楽しく過ごしていこうか工夫が大切です!
子どものお弁当事情
私の勤めていた園では日々のお弁当でTheキャラ弁!という子はいなかったです。
また、これは買ってきたやつを詰めただけでは…?というようなお弁当もいなかったです。
場合によってはキャラ弁が凝りすぎていて、他のが羨んで、私も作って欲しい!!とお母さんにせがんで大変となったり、これは幼稚園児の弁当としてどうなんだ……という親に指導が必要な場合もあったりします。
みなさんおにぎりの包みや、ふりかけをキャラクターにしたり、ピックやバレンを可愛いものにして子ども達の興味を沸かせていましたね。
それとフルーツが子ども達の糧になることも。
デザート食べたいから頑張って全部食べる!!って子も多いのです。
声かけもしやすいです。
しかし、必ずフルーツがある家ばかりではないので気をつけましょう。
私自身ほぼフルーツを食べないのでお弁当で持っていくことがあまりなく子ども達にいつも「先生、デザートないんだね〜」って言われました(笑)
たまーにフルーツを持っていくと先生と一緒だ!!と喜んでくれる子もいるので、フルーツは子ども達のモチベーションにかなり重要だと感じました。
なので先生も持っていくことをオススメします(笑)
幼稚園教諭とお弁当
楽しいランチタイムとは言えない休まることのないお昼と時間ですが、子ども達といろいろな話をしながら食べるお弁当は楽しいですよ!
そして、早食いが身につきます★(笑)
給食弁当か手作り弁当かどちらの園に就職するかは自分の考え次第な部分があります。
その辺も視野に入れて就活するのも意外と大事だったりします。
自分に合った方針を探すのがいいかもしれませんね!