理想の幼稚園教諭とは?どんな先生?

幼稚園教諭について

幼稚園の採用面接で「どんな幼稚園教諭になりたいか」という題で作文を書かせるところが多いです。

みなさんは、どんな幼稚園教諭を想像しますか?

 

実際に働いてみてどんな先生が理想とされるか、また、理想と反して現実によくないと思った幼稚園教諭にも触れていきたいと思います。

 

園児の成長を信じて、きちんと向き合う

幼稚園教諭として子どもたちとの関わりの中で、大切な心構えは山のようにようにあります。

その中でも私が思う、最も大切な事は「子どもたちの成長を信じる」事です。

幼稚園教諭の仕事は日々教育です。

 

1日の一瞬一瞬が子どもたちにとって成長なのです。お友だちとの喧嘩や、できなかった事ができるようになった、苦手な食べ物が食べれるようになった。

そんな時に先生の一言は子どもたちの心に大きく響いてプラスになったりマイナスになったりします。

 

そんな時に、心の中で「この子ならできる!頑張れ!」と思って声かけするか、「また出来ないのかも、大変だな、面倒だな」 と思って声かけするかで子どものやる気に大きく変化していくのです。

そして、自分では気づかないうちに接し方が変わってくるものです。

 

 

子どもたちはその先生の声かけやその心に反応するものです。

ですから、子どもたちの成長を心から信じて、その為に自分ができる事はなんでもしてあげたいと思う「気持ち」が幼稚園教諭に一番大切な事なのだと思います。

 

子どもたちの声を聞くこと

 子どもたちの声にきちんと耳を傾ける事です。

泣いていたら、なぜ泣いているかを聞いてあげる。お友だちに手を出したら、なぜ手を出したかを聞いてあげることです。

子どもたちの行動には必ず意味があります。その理由をきちんと声に出して伝えられるようにしてあげる事です。

 

それは、その子が大きくなった時に殻に閉じこもる事なく、自分の思いを言葉にして伝える為です。

 

ピアノや歌や製作、技術として磨かなくてはならないこともありますが、まず大切な事は子どもの成長を信じて手助けをしていくこと。

これができる幼稚園教諭は園児からも親からも信頼され、同僚からも尊敬されることと思います。

 

よくないと思う幼稚園教諭

では逆に良くないと思う幼稚園教諭を上げていくと、大きく見て、2点あります。

 

1点は、頭ごなしに叱ることです。

きちんとダメな事はダメと叱る事は幼稚園教諭としてとても大切なことです。

私も実際にたくさんの子どもたちを叱ってきました。

しかし、子どもは幼稚園で様々な事を学んでいくのです。

 

ですので、叱った後にきちんと寄り添って話を聞いて、考えさせ、どうしていけないか、どうしたら良いかを導くことが大切です。

また、理解できた事を認めてあげることも大切です。

そして、その様子を他の子どもたちも見て学ぶのです。

その繰り返しが子どもたちとの信頼関係を築いていくと思います

 

最終的に叱るというよりも、諭していくという言葉が当てはまるのかもしれません。

 

 2点目は、コミュニケーションをとらないことです。

ほとんどの幼稚園教諭が子どもが好きですから、子どもたちとのコミュニケーションを怠ることはありませんが、幼稚園の1日は忙しく、怒涛のように過ぎていきます。

少人数の園児数ならゆっくりと関われるかもしれませんが、大人数で保育時間も少ないとなると、一人一人と関わる時間がなくなります。

忙しさにかまけて、声かけが減ってきたり、決まった子にばかり注意を払ってしまうこともあります。

 

ですが、「今日は全員のいいところを見つけて、褒めてあげよう!」など、心に決めて1日を過ごすことが大切です。

そうすることで、子どもたちは、「先生は私のことも見てくれている、頑張ろう」という気持ちが持てるのです。

子どもたちが成長すればするほど、忙しい保育も楽になっていくでしょう。

 

理想に近づく為にできること

 

幼稚園教諭として重要なことは11日を大切に、一瞬一瞬が教育であることを忘れないことです。

それが楽しいとか幸せだなと感じれるようになったら、幼稚園教諭という仕事は貴方にとって天職になるでしょう。

 

理想に近づく為にできる一番の近道は、先輩のいいところを真似することです。

保育の上手な先生、子どもと関わるのが上手な先生、叱るのが上手な先生

たくさんの先生の保育を良く見て、いいところだけをどんどん真似していくことです。

そして、そのうちに自分が正しいと思えるところが見つかり、自分らしく自信を持って保育できるようになるでしょう。

真似された方も意外にも嬉しいものなのです。

 

もし近くに理想となる幼稚園教諭となる方がいなかったら…???

こういった場合には、新しい職場を探すのもいいのかもしれません。

 

自分の枠をその職場のみに決めてしまうのも自分自身を限定してしまうことになってしまいます。

もう一度、自分がなんのために幼稚園教諭になったのか思い出して見てください。

自分の理想のために行動することは悪いことではありません。

 

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