保育士の仕事は、子どもたちと遊んでいるイメージがあるかもしれませんが、国家資格の必要な専門職です。
具体的には、発達に応じて基本的な生活習慣や社会性を養い、遊びを通して心身の健やかな発達をサポートしながら、さらに保護者への子育てサポートやアドバイス、サポートを行います。
この記事では、そんな保育士の仕事のやりがい、大変なこと、どんな人が向いているのかを見ていきましょう。
保育士のやりがいは、やっぱり子どもたちの成長と笑顔
忙しい日々の中で、「明日も頑張ろう!」と思わせてくれるような保育士さんのやりがいってどんなものでしょうか?
私の周りの保育士さんに聞いてみました。
– 毎朝、「○○先生、おはよう!」という満面の笑顔で抱き着いてくれると、嬉しくなる。
– 乳児の担当をしていると、お母さんよりも先に、その子の最初に歩くところを見られる!
– 卒園児が、街中で声をかけてくれる。成長して園に遊びに来てくれる。
子どもたちと一緒に日々いられること、その成長や笑顔を間近で見られて関係を築いていけることが、やりがいにつながっているようですね。
保育士の仕事で大変なのは、給与の低さ・仕事量の多さ・人間関係
保育士は楽しいことや嬉しいことばかりではありません。つらいことや大変なこともたくさんあります。
よく言われる3大大変な点は以下です。
給与の低さ
最近話題になっているように、やはり給与の低さは一番大変といわれている点です。
フルタイムで働いても生活していくのにやっとということもしばしばあるようです。
仕事量の多さ
保育士の仕事は通常の保育のほかに、書類作成や行事の準備などの事務作業もあり ます。
園の状況よっては勤務時間中に終わらないことも。そんなときは持ち帰りに なってしまったりして、ハードに感じることもあるかもしれません。
私の勤務していた園では時間内に終わるように人員配置を配慮してもらいましたが、そのような園ばかりではないようです。
人間関係
保育士の仕事は子どもとのコミュニケーションだけでなく、連携する職員間の関係、保護者との関係など、人間関係が大事になってきます。
よい人ばかりならいいのですが、そうでないことも。人間関係が一番大変だと感じる保育士も多いようです。
保育士に向いている人は、コミュニケーションを楽しめて、ポジティブな人
保育士は毎日大半の時間をひとと接する仕事です。
まずは、子どもたちの日々の成長を喜びながら、職員同士、保護者、地域の方などとのコミュニケーションが楽しめる人であることが大事です。
また日々いろいろな出来事があっても続けていけるポジティブさも必要ですね。
そして子どもについていける体力があること、連絡帳やお便りなどの文章を書くことが苦にならないということも大切ですね。