日々、多忙な保育士たちですがみんなで集まって飲み会を行う事もあります。
忘年会、新年会などなど よく食べ、よく飲み、よく喋りますよ。
そんな時、みんなが「うんうん、それあるある」「それ、私も 思った!」「だよねー」とか盛り上がる話題がたくさんあるんですね。
共感しちゃうこと、そんな「保育士あるある」ってなんなのか保育士の声を集めてみました。
「保育士あるある」第5位 とにかくパワフル!!!
しょんぼりしてちゃ保育はできない!
しょんぼりすることがあっても、子供達は容赦無くいろいろやってくれるのでそんなこと忘れちゃいます。
子供達の笑顔、泣き顔、喧嘩、屈託のない質問攻めなどなど、洪水のように子供パワーが来るとそれを上回るパワーで対抗します!
なので保育士はパワフルなんです。
乳児ならまだしも、時に4、5歳児も抱っこしないといけませんので二の腕、腹筋・背筋が鍛えられますよ。
大抵の保育士は歌が上手いのですが私は音痴なので、歌を歌うときは我を忘れてテンション上げて歌い切ります。
ダンスのとき、子供のテンションを上げなきゃいないときも我を忘れてダンスします。
それと大抵、園長先生は甲高い声だったりゆっくり大きくお話される人が多いので、私もつられてそんなテンションになってしまってます。
「保育士あるある」第4位 体張ってます。
よく分からない間に怪我してます。
立ったり座ったりがとにかく多いので、子供を抱っこして重さに耐え切れない、寝かしつけるなど、膝をドンと床に着いた時にできる青タン。
両足にできた時には辛いし痛いんです。爪が伸びてる子供もいて引っかかれることもありますよ。
傷にはなりませんが、同じ方向を向いて乳児さんを膝上に抱っこしてて、下を向いてた頭がふっと上がった時に私の鼻を直撃した時は涙が出るくらい痛いし、口に直撃した時は口の中が切れちゃう時もあります。
5、6歳児の男の子だといっぱしのパワーがついてくるので、私が戦隊物の敵役をやっている時本気で攻撃されると骨が折れるんじゃないかと心配になります。
保育園だと、保育士は大声を出すこと多いです。友人の保育士は喉が弱かったのか声がかすれて、ついに出なくなった時があったと言ってました。
声でなくて仕事どうしたのって聞いたら「ニラミと笛で指示を出してた」と言って衝撃を受けました。
ランチ中におしゃべりばっかりで食べない子供にきっと睨んで目で黙らせる。
列に並ばないで遊んでた子供達に「ピッ!」と笛を吹いて黙らせたそうです。 集団生活なんで風邪菌やインフルエンザもよくもらいました。
病気になってもマッハで治さないといけないので 大変でした。
保育士は体が基本、いろんなところに知らぬ間に傷を負っているんですね。
「保育士あるある」第3位 泣いてる子をあやしたくなる
仕事以外の時でも、例えばスーパーのエレベーターの中で泣いてる子供がいると、何とかしなきゃ!とあやしたくなります。
電車の中や公園、マンション、本当にいたるとこで子供を見るとじっとしてられなくて、なんかちょっかい出しちゃいます。
電車のなかで子供が泣いて困ってる保護者さんをよく見るので 私のカバンの中に小さなおもちゃを忍ばせておいて、泣いた子供にあげてた時期もありました。
もちろん保護者の許可を得て。そうすると少し気が逸れるのか泣き止むこともありって、保育士やっててよかったな、なんて浮かれてました。
完全に怪しい人ですよね。
でもそれだけ子供に対して反応が敏感になって使命感が大いにあらわれてしまいます。
「保育士あるある」第2位 キャラクターにはまる。
「私は食パンマン様が大好きです、きっとドキンちゃんよりも好きなんです。」 っていうような話聞いたら、大人の人はちょっと引きますよね。
でも保育士どうしでは分かり合えるんです。
あんまりいい方法ではないですが、子供がぐずったりするとアニメのビデオを見て落ち着いてもらう方法をとります。
すると、ころっと機嫌が良くなって、保育士はほっと一安心。
そんなことが毎日続くと、次第にアンパンマンの世界にはまってしますんです。
ビデオ以外にも絵本も読み聞かせるし、ぬいぐるみで遊ぶし。
どんどんキャラクターの名前を覚えて、子供が知らないキャラクターを知ってたりすると嬉しくなって、その逆に自分が知らないキャラクターを子供が知ってると悔しくなりました。
好きが高じて自宅ではアンパンマンを録画して見るようになったし、アンパンマンミュージアムにも行っちゃいました。
他にも男の子が好きな戦隊物・新幹線・トーマスにも詳しくなりますが、これは子供には負けました。
黙ってその子が話すことを聞いて、時に適役としてやっつけられてました。
6才児さんおシッターをしてる時に寝かし付ける際、ポケモン百科を読み聞かせました。
この時に得たポケモン知識はポケモン大好き子供や保育士に自慢できましたよ。
「保育士あるある」第1位 トイレに自由に行けない!!!
行けないってことは、限界まで我慢することが多いんです。
子供のトイレお世話してても自分は我慢。
本当に辛いときもあります。
膀胱炎になるんじゃないと心配になりますよ。
それなら子供のお世話は他の保育士に頼んで、行きたい時に、交代で行けばいいじゃない?って思いますけど タイミングがなかなか合わないんですよね。
託児所で働いている時、保育士2名で乳児さんを数名みていた時、一人の保育士がトイレに行きました。
その時、もう一人の保育士が子供達を一人でお世話してる数分の間に2歳児さんがクレヨンを口に入れてしまいました。
飲み込んでしまったかも知れません。
迎えに来た保護者に事態を説明し、会社からは謝罪文等をお渡しするということになりました。
クレヨンの成分を製造元に確認したり、子供は病院にいって検査したり緊張する時間がしばらく続きました。
託児所の上司からは「なんで乳児ばかりの時にトイレに行くの!」と怒られました。
それは本心ではないと思いますが、上司にしてみれば言いたくもなる状況ですね。
トイレに行くのも本当に大変だと思い知らせました。
まとめ
保育士の飲み会が終わると、みんな同じことで悩んでるんだ、とかそんなこと感じてたんだ、とかお互い共感するとこが本当に多くあります。
「あるある」で大笑いしてうなずき合って、次の日からまた頑張るという感じです。
他にも保育士は字が上手、エプロンのポケットに子供からのプレゼントで一杯、謎の靴下が入っている、腰痛持ち、常にすっぴん、などなどの「あるある」がありますよ。
子供は異年齢で遊ばせた方がいいよ、とよく聞きますが、保育士も様々な経験を積んだ人や幅広い年齢の保育士と業務を行うとスキルアップして。
そしてもっと、「保育士あるある」で大いに喋って笑って仲間と楽しくすごしましょう!