保育士の仕事をしていると色々な問題に ぶち当たります。
子どものこと、保護者のこと、職員同士のこと、仕事の量と給料のこと。
色々なことが起きて辞めたくなる時もありますよね。
一時の迷い…ではなく本気で辞めようと考えたのはいいけれど、迷惑がかかるからなかなか言えない…と悩んでいませんか?
保育士の大変さを知ってるからこそ他の人に迷惑がかかると思うと踏み出せないってこともありますよね。
自分のクラスやかかえてる仕事があるという責任感が強いことはよいことですが、 それで心身が壊れてしまうことは自分人生を台無しにしてしまうことになります。それはもったいないことです。
はっきり言いますと、誰にも迷惑かけず辞めることは無理です。
でも、悲しいことに自分が辞めたところで保育園の経営はなんとかなってしまうものです。
子どもたちも保護者も最初は戸惑うかもしれませんが、新しい環境に慣れていくものです。 だったら悩む必要はありません。
しかし、できるだけ円満に退職できるように準備をすることは自分にとっても園にとっても大切なことです。
まず辞めたい理由を整理しよう
あなたはどうして辞めたいと思いましたか?
衝動的なら冷静に考え直してみましょう。
言えない理由も様々だと思います。
一旦親しい人に相談したり、書き出してみましょう。
保護者や子どものこと、クラスの職員のことでしたら来年度また変わるものです。
相談したら、改善される余地のありそうなこともあります。まず相談してみることが大事でしょう。
仕事の量がこなせない、園のやり方が合わない 上司と合わない、園の雰囲気や人間関係のような、職場を変えることにより改善されると考えられるものは早めに退職を考えましょう。
言うタイミングをどうしよう?
世間一般的には辞める2、3ヶ月前に伝えるものですよね。
法的にも2週間前に伝えれば辞められるものなのですが…保育の世界は特殊な感じがしますよね。
クラスがあるので年度末までというのが暗黙の了解といったところでしょうか。
就業規則にきちんと書かれている場合はそちらを参考にしましょう。
だいたいの園が秋頃来年度の募集をしますので、それまでのどこかのタイミングで来年度の意向調査が取られる保育園が多いかと思います。
もし、そこまで我慢できる状態なのであれば、そのタイミングが1番よいです。
しかし、そうなると結局3月末までは耐えなければなりません。
できるだけ早く辞めたい!!ということであれば、引き継ぎすることなども含め2ヶ月前くらいに伝えるのがよいでしょう。
早すぎると変に噂が広まったり、嫌がらせをしてくる人もいて、あまりよくありません。
引き継ぎなどはしっかりして、迷惑は最小限にできるといいですね。
辞めることを誰に伝えよう?
いきなり園長に伝えるのはやめましょう。 まずは直属の上司(クラスのリーダー、学年主任など)に伝え、そこから主任、園長に伝えることが一般的です。
もちろん、引き止められることもあります。 決して曖昧に返事はしないでください。
強い意志で伝えましょう。
仲が良い、言いやすいからと言って同僚の保育士に辞める前に相談するのも避けましょう。
変な風に上司に伝わるのも嫌ですからね。
ただ、きっかけとして同僚に辞めたいことを伝えて上司に辞めたい気持ちがあるらしい…ことを匂わせておくというパターンもなくはないです。
ただ、口癖で辞めたいとしょっちゅう言っている保育士もいると思うのでこの作戦がどこまでうまくいくかは保証できません(笑)
基本的には退職時期が決まってから周りの先生に報告をしましょう。
辞める時の理由は?
上司に伝える際ですが、園の不満を言いたいのもわかります。
でも、本当のことをベラベラ喋るのはやめましょう。
なぜかというと、改善するから続けてくれと言われてしまったり、人間関係のことだとその先生に伝わってしまったり残りの期間が過ごしづらくなるからです。
また、変な形で噂になりかねないです。
円満に辞めるという意味では言わないことが無難です。
あくまで、上司にはよくしてもらったでも自分自身の問題というスタンスがよいでしょう。
心身の問題ではあれば診断書があれば、ほぼ確実に辞めることができます。
少しでも不調を感じたら心療内科や、精神科に相談することをおすすめします。
軽度の症状でも診断書を書いてくれることがあります。 自分自身の体調不良であれば、そこまで長引かず早めに退職が可能です。
ほかの先生方にも退職を前向きな理由で伝えましょう。
家庭の事情や、やりたいことが見つかったでもいいです。
今いる保育士さんたちに不安が残らないようにできるといいですね。
きちんと感謝の気持ちを述べましょう。
退職することが決まったはいいけれど…
さて、無事に退職を言い出せました。おめでとうございます。
新しい未来への一歩ですね。
しかし、言えたことに満足してはいけません。
できるだけ、次の転職先を決めておきましょう。
あまり間が空くと、決まりづらくなりますし、 何より万が一引きとめられて困った時もう次が決まっているということを伝えると園側も引かざるを得なくなりますからね。
保育士はどこも人手不足ですので、そこまで苦労せず次が決まる可能性が高いです。
しかし焦ってはいけません。また同じことになりかねません。
決まっていた方がいいとは言いましたが、じっくり吟味しましょう。
辞めるときに候補がある程度でも構いません。
あなたは今の保育園の何が嫌だったか、もう一度思い出して、どんな保育園に行きたいかもう一度考えてみてくださいね。
仕事をしながらでも転職活動は可能です。
保育に特化した転職サイトに登録してみましょう。
担当の方が親身に相談に乗ってくれて、自分に合った保育園を探してくれます。
そこで気になるようであれば、先方との連絡は担当の方がしてくれ、見学や面接をすることができます。
ぜひ、利用してみてください。
自分に合った保育園で楽しく保育を
今の園を辞めたい、保育士を辞めたい… でも言えない。と悩んでいないで、 新しい環境で自分に合った保育園で自分らしく楽しく保育ができるかもしれないチャンスを逃さないでくださいね!
幸いに保育士の転職サイトであれば、親身になって自分の要望を聞いてくれます。
なぜならば、相手も保育士を希望の転職させるためにお仕事をしているわけです。
離職率が高くなることは保育士の転職サイトにもデメリットになるのです。
なので、やはり自分が一番大事に思っている要望を伝えましょう。
ここで妥協すると結果としてまと同じことになってしまいます。
自分が理想とする保育をぜひとも選んでいってくださいね!!
こちらの保育士転職サイトがおすすめです↓