保育士が思う。こんな保育園にわが子を預けたい!!

保育士

今の時代子育てしながら保育士をしてる方たくさんいますよね。

育休を取って保育園に戻るという人も今は少なくなくってきました。

となると、乳児期から自分の子どもも保育園に預けなければなりません。

保育士という仕事をしている以上、 保育園の内情がわかっているわけですから、 どこに預けるか考えるところですよね。

公立の保育園に入園する場合は、必ずしも入りたいところに入れるというわけではないですが、希望はありますよね!

そんなお母さん保育士さんはいったいどんな基準でわが子の保育園を選んでいるのでしょうか?

預ける条件や最低限あってほしいこと

保育士という仕事上、いろんな保育士をしっているので 我が子はできるだけいいところに入園させたいと思うことは普通でしょう。

と言いながらも最上級の保育園なんてそうそう見つかるものではありません。

最低限の条件だけでもクリアしている保育園を探したいですよね。

どんな条件があるのでしょうか?

 

充分の運動できる環境

保育園不足で問題になりがちなのがこの点です。都市部ではどうしても園庭のない園が多くなりがち。

子どもは体をうごかしてあそびます。

そんな時に運動できる環境がないとどうでしょう。

子どもは我慢しなければなりませんようね。

乳児期はまだ良いかもしれませんが、幼児期になるにつれ、体を動かせないことにストレスが溜まりますし、思い切り遊べないことで家でもパワーが有り余る可能性があります。

でも最近の保育園は土地の関係から、 保育園自体に園庭が付いていないことが多いです。

しかし、それで園を選んでいてはいつまでたっても見つかりません。

最近では園に立派な園庭が無くても 近くの公園で十分に遊べるのであれば条件クリアとしましょう。

きちんと外遊びに毎日出かけられているか、雨の日も室内で体を動かす工夫をしているかどうかなどは、園の見学の際に確認しておきたいですね。

 

保育方針にあったカリキュラム

こんな子どもに育ってほしいというのは どの家庭でも同じことだとおもいます。

各保育園は自園の特色を出すために 様々なカリキュラムをとりいれています。

それが家庭の保育方針と合えばいいですね。

例えば、はだし保育、製作に力を入れているとか、英語を取り入れていますとか…色々な保育園が増えています。

でもやみくもに保育内容を詰め込みすぎて 子どもにしわ寄せがきている保育園があります。

そうなっては、本末転倒ですね。

カリキュラムに対して子どもたちがきちんと見合った成長や楽しんで取り組めているかが大切になってきます。

 

先生の笑顔

先生の笑顔は最低限ですが、中には表情が薄い先生が多い園もあります。

笑顔の先生と無表情の先生とでは子どもに与えるものが全くちがいますよね。

また、職員同士での表情も気になりますよね。

 

先生が遊びに入ってくれる

保育園は作業する時間が少ないため、 自由遊びの時間に見守りつつも、作業しているだけで遊びには入ってくれないということも多々あります。

毎日とは言わなくても、子どもたちの遊びに入ってくれる先生だと嬉しいですよね。

ここに関しては、園の方針もあるかもせん。上記の保育方針につながってきます。

 

最低限の保育士の数がいること

子どもたちの手段では、大人の目が届かないのが一番危険です。人数が少なすぎるというのは致命的です。しっかりと人員を配置している園を選びましょう。

 

その他気になる点

条件とまではいきませんが、正直、先生方の人間関係も気になってしまいますよね。

人間関係の良くない園だと保育に少なからず支障が出る場合もあります。

複数担任ならなおさら、ギクシャクした関係のまま、保育されると子どもにも影響します。

みてわからないことが多いと思われますが、明らかに…ということもありえます。

 

こんな保育園はNG

逆にNGな保育園も世の中には沢山あります。

 

 笑顔がない

先生の表情で保育は全く異なります。

業務感覚でこなしている保育士のいる園では子どもが楽しいはずがありません。

 

ルールがあってないようなところ

ルールがあるものの、保護者によりOKになったりするところは 子どもに対しても不平等なことが多いです。

しっかりと守れていない所はやはり信用できません。

 

遊びが決まったもの

本来、自由に遊ぶのが子どもですが、様々なおもちゃを出してくると それを片付けることは大変と保育士がわざとおもちゃを出さないことがあります。

どんなおもちゃを使って遊んでいるか、環境構成も気になるところです。

 

保育士さんの出入りが激しい

職場環境や保育方針、実際の保育での安心感に問題があると思います。保育園の環境はほぼ保育士さんによって決まるので、信頼できる人が続けられる環境かどうかは重視したいですよね。

 

普段の園生活を見せてくれない

何かを隠していたり、見せられない保育をしている可能性があります。突然の訪問でも見学させてくれる園でないと安心出ませんね。

 

理想の保育園

理想の保育園はどんなところでしょうか。

それは沢山の条件がありますが、 一番の判断材料は「そこの園に通う子どもの笑顔」です。

そして「夢中の遊ぶ姿」です。

その保育園にいる子どもは何を隠そう、 その園の保育園の保育のたまものですよね。

子どもをみればどんな保育園なのかがわかります。

また、その保育園で気持ちを受けとめてもらい自由に自分を表現できる環境ならば 子どもはいつも夢中であそぶものです。

訪問者がきても無視して遊び続けます。

逆にかまってもらっていないところは、 訪問者が来ると一気にそこに注目し、かまってもらおうとします。

 

その他にも、次のようなところも満たされていると、なお良いです。

 

保育士の数の充実していること

準備や余裕も含めて、数が多いほうが保育も充実します。

 

園庭が大きく、かつ外遊びにも出かけられる

やはり子どもたちの成長には広々とした環境での外遊びが基本です。その環境が良い場所を選びましょう。

 

指導ではなく見守りの保育ができていて、子どもを尊重してくれている

集団保育ではどうしてもスケジュールが優先しがちです。そんな中でも子どもたちの気持ちや遊びを尊重しようと取り組んでくれていると、子どもたちものびのびと性著することができますね。

 

病児保育が併設されている

働くお母さんにとっては、子どもの体調不良時は一大事。そんなときに園内で預かってくれる施設があると安心ですね。なかなか多くはありませんが、あることが理想です。

 

卒園児の学童がある

兄弟児などがいると、一緒に預かってくれるとお迎えの手間も一度で済み、嬉しいですね。学童の預かり時間のほうが短いことが多い今、こういったサービスがあることが理想です。

 

まとめ

我が子を保育園に預けるとき、保育園選びにとても悩んでしまいますが、 子どもの気持ちが受け止められ自由に自分を表現できるところが一番いいでしょうね。

そんな保育園はすぐには見つかるのものではありません。

保育士を経験していると保育士さんをみるポイントが一般の方とは変わってくるかもしれません。

でも、大変さがわかるからこそ、感謝の気持ちも人一倍です。

だからこそ、こんなこともできないのか!と思ってしまうかもしれませんが…

子どものために最善な保育園を選べるといいですね。

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