保育士資格を持っているとこんな所でも働ける!

保育士について

保育士資格をもっていればいろんなところで働けることをご存じですか?

働き先は保育園だけではないのですよ。さすが国家資格といったところでしょうか。

保育園以外で働く保育士は沢山います。

今回は保育士が働く施設があるのか一緒に見ていきましょう。

保育士資格を持ってるとどんなところで働ける?

一般的には保育所や幼稚園で働くことが多い保育士資格者ですが、子どもに関わる民間施設や医療機関など、保育士のニーズは意外なところにもあるものです。

保育園以外の働く施設としては、児童福祉施設がありますね。

 

病児保育

子どもが病気になった際、保護者の代わりに病気の子どものお世話をする保育サービスです。施設型もありますが、訪問型もあります。

 

病棟保育・医療保育

医療機関に入院している子どもたちに、保育の機会を提供します。

 

助産施設・産婦人科

新生児のお世話や、保護者へのアドバイス、上の子どものお世話など、安心して出産ができる環境作りのお手伝いをします。

 

児童福祉施設

児童福祉施設とは、は児童福祉に関する事業を行う施設のことを指します。

沢山の職種がありますが、どの施設も0歳~18歳までの家庭内の様々な深刻な理由により保育や教育が難しくなった時にその代りを担う機関です。

ある理由により家庭で保育、教育が難しい子どもが一時的または長期的に利用する施設です。

 

また、そこで働く保育士は「施設保育士」と呼ばれます。

保育園が朝の7時ごろ~19時ごろまでなのに対して、ここは24時間体制です。

したがってふつうの保育園よりは負担が大きいかもしれません。

 

以下の児童福祉施設でも、保育士が配置されています。

乳児院

保護者の病気や死別などで保護者と生活することができなくなった、2歳未満の乳幼児を育てる施設です。

児童養護施設

保護者の経済的理由、虐待など、両親の都合により家庭では保育できなくなった子どもの保育を家庭にかわって行う施設です。乳児から20歳までの子どもたちがいます。

盲児/ろうあ児施設

目や耳が不自由な児童を援助し、社会で自立できるよう指導を行う施設です。幼児から20歳までの子どもたちが利用します。

肢体不自由児施設

上肢下肢又は体幹の機能の障害のある子どもたちに、療育を行うことを目的とした施設です。

自閉症児施設

12歳以下の自閉症の子どもたちの生活指導や療育を行う施設です。

母子生活支援施設

配偶者のいない母と、その子どもに安全な住まいを提供し、子どもの成長と、母子の自立した生活を促進するために支援を行う施設です。

重症心身障害児施設

肢体不自由児と同等の障害を持ちながら、重度の知的障害のある子どもたちを預かる施設です。

知的障害児通所施設

計算や読み書きなど知的行動に障害のある18歳までの児童が通う施設です。

児童発達支援センター

児童発達支援センターとは、体や精神などに障害を持つ子どもに対する訓練施設です。

児童家庭支援センター

児童家庭支援センターとは、専門の相談員や心理担当職員が、子育てやご家庭に関するさまざまな相談を受け付けている施設です。

児童自立支援施設

児童自立支援施設とは、犯罪などを起こすおそれがある子どもや、生活指導が必要なこどもが通っていて、子どもたちを指導することで自立を支援する施設です。

 

民間施設では?(ベビーシッターや駅型保育所、ベビーホテルについて)

ベビーシッター

ベビーシッターとは依頼者の自宅や民間の託児所・イベント会場・企業等の様々な場所で、約6ヶ月から12歳ぐらいまでの子どもの保育を行う仕事のことをいいます。

場合によっては送迎なども担当します。

派遣会社等に登録して働くのが一般的ですね。

最近では、企業等が専用の場所を設けて正社員として雇用したり、自身の経験を活かして独立開業をする方も増えてきました。

駅型保育園

駅型保育園とは、鉄道会社が駅ビルなど駅施設内に開設している保育施設のことです。

通勤に便利、保育時間が長いなど保護者にとってメリットが大きく、ニーズが大きくなってきています。

駅型保育モデル助成事業

また、駅型保育園には「エンゼルプラン」と呼ばれるものが関わっています。

これは国が少子化傾向をうけて文部・労働・厚生・建設省の4省の合意でスタートさせたもので、総合的な子育て支援政策を行うという計画です。

実施することは、民間のサービスを助成し、子育て支援に生かします。

これが「駅型保育モデル助成事業」です。

駅型保育園のメリット

駅型保育園のメリットとしては、無認可保育園であるということです。

無認可というと特定の条件をクリアしていないなどの理由からですがここはこども未来財団の審査を受けているので、保育環境は認可保育園とほぼ同じレベルです。

駅にとても近いので保護者の通勤にも便利ですね。

また多様なニーズに対応しており、延長保育や低年齢児の受け入れをしています。

駅型保育園のデメリット

デメリットとしては駅中や駅に近いということで園庭が無いことです。

また様々な仕事で忙しい保護者のため行事はなく、そのために保護者間の交流が少ないといえます。

ベビーホテル

ベビーホテルとは、24時間体制で保育が可能な施設ですね。

子どもの宿泊施設と思われがちですが、本来の機能は通常の保育園の機能にプラスして深夜の託児所が併設された形と考えるとわかりやすいですね。

院内保育園

院内保育園とは、病院内にある保育園のことです。

利用者は病院内で働いている医師や看護師のため一般の保育園とは異なる特徴もあります。

また、働く保育士にも、一般の保育園とは違った業務内容や勤務形態が求められることもあります。

商業施設

買い物中の一時預かり施設がある場合、そこでの保育事業があります。

テーマパークやスキー場など

テーマパーク内の一時預かり施設での預かり業務や、迷子になった子どもの保育を行います。

 

まとめ

ここであげるだけでも沢山の働き口かありましたね。

でもこれはまだまだ氷山の一角です。

このように保育士資格を所持することにより様々な選択肢が増えるので、しっかり調べて自分にあった場所を探しましょう。

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