幼稚園教諭は、子どもだけでなく保護者や、職員との関わりがたくさんあります。
そのため、ずっと気を張っていなければなりません。でも人間ですからやはりミスはしてしまうものです。
ひとえにミスと言っても色々なミスがあります。 いざどんなものがある?と聞かれると難しいのですが、子どもの命に関わる判断ミスではない限りそんなに深く悩むことはないのです。
慣れてくればなくなってくるミスはたくさんあります。
ですから、すぐに幼稚園教諭に向いてないから辞めよう思い悩むのはやめましょう。
ミスしてしまった後が大事
ミスは誰でもしてしまうもの。ベテランになったって小さなミスはあります。
けれど大事なことはミスをしてしまった後の対応です。
ミスをたくさんしてしまってもそのあと真摯な態度を取って行くことで職員、保護者との関係性が変わってきます。
①周りの人を巻き込む大きなミスの時は次の日の朝もう一度謝罪とお礼をすべし。
これ、すごく大事だと思います。私はこれができてなくてミスばかりして謝らない人という印象になってしまったのだと反省しました。
もちろんミスを助けてもらったらその日に謝罪とお礼しますよね。
それだけで十分感謝してると思ってたんですよ!でも甘かった!
もちろんミスの度合いにもよりますが、少なくとも他の方々が自分のために時間を費やした状況は感謝してもしきれないという気持ちでいましょう。
次の日にも謝罪、お礼されて嫌な気持ちになる人はいませんからまた手伝ってあげてもいいかなという気持ちになることでしょう。
保護者の場合もそうです。
蒸し返すのは嫌かもしれませんが、自分からもう一度謝ることで、保護者もちゃんと考えてくれたと思ってくださる方が多いですよ。
②注意されても嫌な顔をしないよう意識すべし。
これも大事です。ミスをしたら指導を受けることが多いでしょう。
ミスをしたことを自分でも気にしているのに、さらに職員からも指摘されたら嫌な気持ちになるとは思うのですが…!
素直に聞き入れ、表情は真剣にまじめにしていましょう。
私は無表情すぎて逆に怒られたことも(笑)ミスによる保護者からのクレームもとにかく自分の思いは隠して聞くことを優先しましょう。
ちゃんと聞いてくれたことでひとまずば安心することでしょう。
③具体的にどう直すか考えるべし。
今振り返れば私はこれもできていなかったのだと考えます。
ミスをしてしまい、叱られます。→つぎは気をつけよう!そういう気持ちは芽生えます。
しかし、どうしたらそのミスがなくなるか?具体的に考えずにいたらまた同じことを繰り返してしまうのです。
こうして、本当にやる気ある?というキツイ当たりになってしまいます。
だんだん、何度も言ってもわからない人もう助けない!という人間関係のこじれに発展してしまうのです。
どうしてミスしてしまったのか…が結局わかってないということもあり得ます。
どうしたらそれが防げたのかわからなかった時は正直に聞いてみることが改善の一歩です。
④ポジティブ思考は大事だけど、ポジティブ態度には気をつけるべし。
注意されても態度がポジティブすぎると反省しているのか?と思われてしまいます。
考えはポジティブがいいですが、態度でまで切り替えが早すぎるとよくありません。
注意した後輩が、数十分後普通に同期の部屋でへらへら笑ってたらどんな印象ですか?
同期に愚痴りたくなる気持ちもわかりますが、やっぱりミスをしたということはきちんと反省していますよーという雰囲気を出しておきましょう。(笑)
⑤保育中のミスは引きずらず、切り替えるべし。
保育中にミスしちゃったなと感じた時、その落ち込みをいつまでも考えてしまったら今度は関係ないところまでミスを誘います。
保育中のミスは切り替えることが最優先です。保育後どうしたらよかったか大いに反省会しましょう!
当たり前のことばかり書いているかもしれません。
でも、私はできていなかったなーと思ったことです。
私はこれができてなくてミスばかりする注意しても治らない人と思われ、人間関係もこじれてしまったと思っています。
しかし、ミスすることがダメなことでは無いと思います。
そのミスをどう活かして、周りとの関係性を築いていくかが大切だと思っています。
ミスをして落ち込むよりも次を考えて
ミスばかりして…やっぱり先生向いてないと思ってしまったり、ミスばかりして先輩に嫌われた…とならないようにミスしないための努力はしましょうね。
そしてミスしてもフォローし合えるような人間関係を築けるようにできるといいですね。
何年も務めてきてもやっぱりミスが続いてしまう…なんて時はその園のやり方が合っていないのかもという考えも視野に入れてみましょう。
環境が変わったら一気にミスすることが減ったということもあり得るのです。
自分がダメ人間と思い込まないでくださいね! 子どもたちはミスしても先生のことが大好きだし先生だと思ってくれています。
子どもたちの笑顔のために、頑張ってみましょう★