今、幼稚園教諭として働いていて、向いてないのかな?と悩んでいる人はいませんか?
保育が、うまくいかなくて向いてないかもと悩むこともあるでしょう。
どんな時、どんなことで向いてないかもと感じるでしょうか。
その基準とは一体何なのでしょう?
私が向いていないと思った時
まず、私が保育士ではなく幼稚園教諭になろうと決めた理由についてです。
乳児より幼児と会話をして楽しむのが好きだったこと。 お世話というより指導がしたいと思ったこと。みんなで何かに取り組むことをたくさんしたいと思ったこと。 いくら子どもが好きでも夕方までずーっと一緒は自分には向いていないと思ったこと。でした。
こうして副担任3年、担任1年の幼稚園教諭生活を送りました。 副担任に時には”向いていない”と思う気持ちがそんなに感じなかったのですが、担任になってからひしひしと感じるようになりました。
①声が通らなかった…。
これ、致命傷でしたね。副担任の時は補助で個人に声をかけていたので気になっていなかったのですが、担任になって前で話すようになり、大きな声で話してるのに通らないが故に、子どもたちには伝わりづらいことがありました。
ボイストレーニングにも通いましたが、やはり元々の声質の問題も大きいようです。
②オーバーリアクションが苦手だった…。
幼稚園教諭は大袈裟に反応したり、話したり演技力的なものが必要ですよね。 私としてはオーバーリアクションなつもりでも、うまく子どもに伝えられてないな…と悩みました。
③声色の変化がわかりにくかった…。
時には叱らなければならない時もあります。 感情的に怒るということはほとんどなかったのですが、全体の空気をピシッとさせたいとしてもうまく声色を変えるのができませんでした… 優しい先生ということではなく甘い先生になってしまっていたと思います。
声色を変えているつもりでも変える音域が狭く、単調になってしまっていたようです。 それと、こういう風に進めなくてはという決まりが強かったたため、伝えなければならないことを考えすぎて楽しく保育をする余裕もなく、声も単調になっていたと思います。
②、③総じて、保育力が足りないという結論なのですが、これは経験していくうちに、治るものなのか?と思うよりも自分の声質や性格的に向いてないのだと思うようになりました。
④ピアノが絶望的に下手だった…。
これ、弾ける人には本当に理解してもらえないと思うんですけど。練習不足なだけと思われるだけかもしれないんですけども。 練習しても本番になると絶望的に弾けなくなるんです…。
どうしても楽譜をスラスラ読めませんでした。 音の感覚で覚えていました。 歌が入るとわけわかんなくなったり、間違えると、立て直しが難しかったです。
こればっかりは本当に向いてない楽器だと思います。
⑤裁縫が苦手だった…。
私の勤めていた園は、お遊戯会の衣装は先生が用意したので、クラスの人数分衣装を作らなければなりません。 これも器用な人にとってはまっすぐ縫うだけじゃん!!ってなると思うんですが、なぜか曲がって…なんで。ってなります。
私の場合は、これらを日々感じていた上に、先輩方からのご指摘ご指導が厳しく更に向いていないんだという気持ちに拍車がかかってしまったのです。
他にはどんな時に向いてないと感じるか
他にもいろいろ向いてない要素を感じる時がたくさんあるでしょう。いくつか考えてみます。
1.体力がない、体が弱い。
体力は資本です。一緒に走ったりとにかく元気で健康が大事。
いざ働いてみると体力があまりないこと痛感することもあるかもしれません。
2.極度のあがり症。
子どもの前とは言え緊張してしまうことは誰でもあるかもしれません。
でも、とにかく上がりすぎてしまう人は向いていないと思うでしょう。
3.完璧主義すぎる。
プロなので自分に完璧を求めるのはいいことですが、子どもにまで強要してしまうのは良くないことですね。
4.潔癖症すぎる。
お部屋を清潔になどは当たり前ですが、子どもの泥んこ遊びに近づきたくないとかくしゃみを飛ばされるのも嫌…なんてなったら遊べません。
5.言われたことを気にしすぎる。
やはり、先輩ご指摘を受けることは多いと思いますが、それをいちいちうじうじしていると前に進めません。どう改善していくかが大事です
向いてないなんて思わないで
私は幼稚園の雰囲気が合わなかったことがかなり大きいですが、幼稚園教諭に向いてなかったのかも…と悩んだことも一因です。
今は少し違う道を選びましたが、幼稚園教諭という仕事自体は大好きな仕事です。
今悩んでいる人は、考え直してほしいです。
まとめ
さて、その悩みは本当に改善されないものですか?努力したら変わっていくものではないですか?
思い切って職場が変わればまた変わることまありえます。 もし、努力をする気がないのであればそれは本当に向いて無いと思います。
でも、子どもたちのために変わりたい!気持ちがあるのであれば、その気持ちだけで幼稚園教諭に向いていると思いますよ! 向上できるように経験値を積んでみてほしいです。
幼稚園教諭という道を諦めた私だからこそいえます。 向いてないと勝手に決めつけないで、新しい自分を探していってほしいです。
せっかく掴んだ幼稚園教諭の夢を簡単に諦めないでほしいです。 向いてない思うのは今の園だからかもしれません。
思い切って新しい幼稚園を探すのも手ですよ!
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