幼稚園教諭の転職理由を聞かれた時の答え方とはどんなのある?

幼稚園教諭について

幼稚園から別の幼稚園に転職したり、保育士から幼稚園教諭に転職したりと立場はどうあれ、転職の際には必ず面接があります。

新卒の時とは違い、転職するときのみ聞かれる質問が、“転職理由”なのです。

転職理由は人それぞれだと思いますが、どう答えるべきなのでしょうか?

大事なのはポジティブイメージ!

転職は前園で不満があるから辞めることが多いのが事実ですからどうしてもネガティブな理由になりがちです。

さすがにそのまま素直に理由を伝えてしまうと、新しい園でも同じような理由で辞めてしまうのでは?とかうまくやっていけないのではと思われかねません。

 

そのためポジティブなイメージを持ってもらえる言い方にすることが大事なのです!

どうしたらネガティブな理由がポジティブに聞こえ、採用する気持ちになってもらえるのでしょうか?

 

ポジティブな言い方を考えてみよう

まず1番多い人間関係を理由にして辞める場合。

いじめられていた、パワハラを受けていたという向こうに明らかに過失があったとしても、どうしてもこちらの落ち度と捉えられがちです。(向こうが悪いのに…なんでって思う気持ちもありますが) やはり、いじめられていた方にも原因があるという日本の考え方というか。

いじめられる前に人間関係を修復する努力をしたの?コミュニケーション能力に難があるんじゃないの?って思われるようです。

 

なので、転職理由として答えるときは、 どんな理由ですれ違い、どのようにして人間関係の修復を計ったか伝えどうしても関係が修復できなかったという言い方をしてみましょう。

 

こちらに努力する思いはあるが、前園に受け入れる気持ちがなかったというポジティブイメージになることが多いです。

 

また他の職員がいる時に見学ができたのであれば、みなさんが生き生きと働いている姿をみて、わたしも同じように働きたいと思ったからと付け加えるといいかもしれません。

 

給料や残業に不満がある場合

あくまで前園の悪いところは言いません。

新しい園の評価の仕方について触れてポジティブに答えてみましょう。

自分の能力を評価してもらえ、給与に反映してもらえると感じたなど伝えるとポジティブですね。

残業についても同じで、前園とは明らかに違うと思うところを伝えモチベーションを上げたい子どもに対する時間を増やしたい気持ちを伝えましょう。

 

体を壊したことが理由の場合

どこの園に行っても体力勝負が基本。

そうなると体を壊しやすい人というのは、採用側にもネガティブイメージになり得ます。

しっかり完治している上に自分にあった園で働きたい気持ちをアピールしましょう。

 

園の方針が合わなかった場合

こちらも、前園のやり方の文句は言わないようにしましょう。

新しい園の魅力的な点を伝えましょう。

例えば、前園では主任が全て決めてしまっていたり、保育のやり方もきっちり決まっている園だった場合、職員同士で子どもたちのためにカリキュラムを考えることで幼稚園教諭としてのスキルを上げられると思ったからなど の言い方をしてみましょう。

また、そこの幼稚園でしかやっていない取り組みや、行事があるのであれば、そういう保育がしたかったアピールをするといいかもしれません。

 

転職タイミングで印象が変わるかも

わたしは副担任3年、担任1年の担任1年目の途中で就活していた為、結構ネックでした。

人間関係のことを言ってはいけないというのは知っていたので、やり方が合わなかったという方向にしようと思っていました。

しかし、まだ担任1年目の途中だよね?というところが印象が良くなかったようで、そこらへんを深く突っ込まれて焦ってしまいました。

具体的にどんなところがやり方が合わなかったのかという説明がうまくできなかった記憶があります。

本当はもっと少人数の幼稚園に行って、もっとひとりひとりを丁寧に見れる幼稚園に行きたいと考えていたのですが、大規模な幼稚園に勤めていてそこそこ給料がよかったため、同じくらいの給料となるとなかなか小規模園は募集していないということで、結局規模はそこまで変わらない園ばかり見学しました。

 

何箇所か回りましたが、なぜこのタイミング?という雰囲気が強かったです。

まだ途中だしやり方が合わないと決めるのは早くない?挫折するの早くない?みたいな。

やはり長く働いて欲しいという考えが多いので、まだそんなに働いていないのになんで?と思ってしまう方が多いのかもしれません。

働いて1年、2年くらいでの転職を考えている方は何を聞かれてもいいように色々なポジティブイメージの理由を考えておくのがいいと思います。

長く勤めているとはそれはそれでなんで?という印象を持たれるでしょう。

でもやはり経験のある先生は重宝されます。

チャレンジしたい!気持ちを出して行きましょう!

 

より良い園を求めて

勤めていた年数は実際どうでもいいと言ったらどうでも良くて人柄を見ているわけですが、ネガティブな理由ばかり述べる人はきっと新しい園でもうまくいかないんだろうなという印象になってしまうのです。

なので、いかにポジティブイメージを持ってもらえるか!新しい園で新しい自分で楽しく保育したい!!という気持ちが伝わるように念入りに準備をしていくのが大事なことです。

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