まず、クラス会とはなんなのか?
園によって呼び方や、やり方や存在意義が違ってくるかもしれませんが、今回は私の勤めていた幼稚園の場合のクラス会についてお話しします。
基本的には保護者主催でそのクラスの親子が集まることをクラス会と呼んでいます。
幼稚園の先生が呼ばれることはあるの?
在職中の場合はそのような集まりにいかないことが基本なのですが、参加が許されている時がありました!
それは園児の卒園の際にやるクラス会です。
勤めていた園では卒園したあと、年少の時のクラス、年中の時のクラス、年長の時のクラスとそれぞれクラス会をしていました。
その際、担任、副担任をしていた先生は招待されます。これに関しては基本的には参加するものとされています。
ほぼ3年間持ち上がりだった学年は年中のクラスは実施なしみたいなことはあるみたいですが、基本的には卒園すると3回クラス会があるので保護者も大変ですね…。
連絡先は交換NGなので、卒園する前のまだ保護者が先生と会える期間中に話が進みます。
それともう一つ。
職員が退職した場合にもクラス会をやってくれることが多いです。
私の時も退職を発表した後すぐに「なんで?辞めちゃうの?」のあと「クラス会やろう!!いつ暇?」ってなりましたね(笑)
こちらの場合はほとんどギリギリに退職を発表した為、代表の保護者とこっそり連絡先を交換しました。園ごとで規則はそれぞれかなり違ってくると思います。
私の勤めていた園では職員が辞める場合交換OKらしく、卒園児は下に在園児がいない場合は現職の先生とも交換OKらしいです(笑)なぜかその辺は緩い…。
どんなことをするの?
保護者主催なため、保護者の方のカラーがでるのがクラス会です(笑)
オーソドックスなのは、近くの集会所に集まってお弁当を食べてミニゲームをしたりして遊ぶのですかね。
そして保護者から質問攻めに合います(笑)。現職の先生は発言に気をつけましょう。プライベートのこともですし、職員同士のことも聞かれます。仲が悪いとか、あの人が怖いとか安易に発言してはいけません。
それと卒園の際はクラス会は子どもたち一人一人へのプレゼントを用意しなければならなかったです。その時の学年の先生と相談して予算など考慮してプレゼントを用意していました。
私は退職前に年中を持っていましたので、子どもたちが年長になってからクラス会をやる時は呼んでもらっていました。
保護者の方とランチしたあと集会所で子どもたちと遊ぶっていうのもありましたし、集会所でミニ縁日を企画してくださったり、バーベキューをやったりしました。本当に素晴らしいクラスに恵まれたな〜と思います。
さすがに小学生になってから機会がなくなってしまいました。
クラス会は楽しみつつ、先生であることを忘れないように!
クラス会は幼稚園以外の場所で指導とは別の形で子どもたちと関われる機会です。
普段は幼稚園で子どものことを少ししか話せない保護者とも色々なお話をできる機会です。
むしろ子どもたちは勝手に子どもだけで遊び始めて保護者の方とメインで話すようになることもしばしば。
でも、他の先生方の目を気にせず楽しめる場だなと思います。
でも保護者との距離感はあくまで友達ではなく先生と保護者であることを忘れないでくださいね。
先生としては、バラバラになっている子どもたちをまとめた方がいいのか?どうにかした方がいいのか?というときもありますが、
あくまでプライベートなので気を追いすぎずしかしなんでも保護者任せにはならないようなバランスが大事だと感じました(笑)
ぜひたくさんクラス会に呼んでもらえるような関係性を築いていってくださいね!