幼稚園教諭(幼稚園の先生)の不満は何があるの?解決作は?

幼稚園教諭について

幼稚園の先生として、大好きな子どもたちに囲まれ、忙しいながらも楽しく仕事をしていても、やはり何かしら、多少の不満はあります。

ここではどんな不満があるか、またこうしたら良いのにというところに着目してみました。

 

幼稚園教諭(幼稚園の先生)の職場の不満の原因①結婚・出産

幼稚園のほとんどが結婚したら退職という風潮が多いです。

そして、できるだけ若い教員をとろうとします。

または、妊娠すると退職。

できちゃった婚なんてものは即退職をしいたげられます。

産休・育児休暇も少ないところがほとんどです。

教育的によくなかったり、保護者への説明が難しいことからだと思います。

私の務めていた園はわりと産休育休を充実していた方で、結婚をしても続けている方も多いです。

実際のところ担任を持つのはむずかしく、副担任やフリーなど時間の融通がある程度効くポジションになっていました。

まだ一線に立って保育をしたいとなるとやはり結婚妊娠は大きな壁となります。

子育てしながら続けて行くのが難しい仕事ですし、結婚したら辞めたい、結婚するまで続けようという見切りをつけて務めている友人が多いです。

 

幼稚園教諭(幼稚園の先生)の職場の不満の原因②女性だけの職場

私のいた職場は全職員が女性でした。

女性はおしゃべりが大好きなので、仕事中でも、コソコソ悪口を言ったり、保育に関してのダメ出しをする様子もありました。

また、皆さんプロフェッショナルなので、保育に関しては特に厳しいです。

実際のところ、保育以外のところでも チクチク言われるものですし、 1人の先輩とうまくいかないと人間関係がうまくいかなくなっていくことは本当によくあります。

どこの社会も同じだと思いますが、特に女性だけの世界なので、くだらないことで、こじれることがあります。

しかし、学校生活のように好きな人とだけ付き合っていくわけにはいきません。

うまく人と付き合えるよう見極める力と精神力は必要となります。

 

幼稚園教諭(幼稚園の先生)の職場の不満の原因③服装やお化粧

幼稚園の先生は茶髪のおさげでお化粧バッチリのイメージを持つ人も多いかもしれませんが、本当にごく一部です。

染髪は禁止なところもあるくらいですし、マニキュアやミニスカート、ショーパン、タンクトップなど肌が見える服装もあまり良くありません。

基本は「どこで誰が見ているかわからない」です。

教育者という立場上、当たり前のことですが、保護者がどのような先生にみてもらうが印象が良いか?と考えて服装も考えましょう。

それと、保護者だけではなく、先輩の目も厳しいです。

保護者から苦情よりも先輩から注意を受ける方が身近なものですから、先輩方の様子を見て、先輩より出過ぎない格好にしておきましょう。

ジーパン、チノパン、Tシャツやニット、襟ぐりや色合い…も気にしなければなりません。

OLのようなコンサバ系ではなくシンプルでカジュアルな方が無難です。

 

幼稚園教諭(幼稚園の先生)の職場の不満の原因④本当に多い仕事量

好きな仕事だから辛くないという人も多いかもしれませんが、給料と仕事量が見合っていないと感じることも多々あります。

だいたいの場合残業代が出ません。

早く帰ったからと言って、仕事が終わったわけではなく結局持ち帰ってやることになり、時には土日と返上することもありません。

行事シーズンは周りの友人を巻き込んだことも…(笑)

保育園と違い保育時間が短いため作業する時間があるように見えますが、会議や反省会も多く自分1人で作業する時間は意外と少ないのが現状です。

 

幼稚園教諭(幼稚園の先生)不満を改善する方法

“結婚・出産”については、園側がもっと理解を持って新しい時代に沿って変わるべきだと思います。

産休や育児休暇を充実させ、この時代だからこそアピールしていく考えが必要です。

でないとせっかくの経験を積んだ人材がもったいないと思いますし、新人教育において、とても重要な先生方を失っているようにも思います。

また結婚しても続けたい。という環境にしていくことも大切だと思います。

これからの時代なかなか幼稚園教諭志望者がいるものでもありません。

各園工夫が必要になってきますね。

 

“女性だけの職場”については、本人が強くなることが一番かもしれませんが、私の勤めた職場では、先生同士のコミュニケーションが密になった事でかなり変わってきました。

職場以外で集まる機会や相談会など、信頼関係を結ぶ事は仕事に大きく関係してきます。

イコール、子どもたちに大きく影響する、チームワークの大切な仕事だと言う事です。

 

“服装やお化粧について”は我慢をして園の方針に従う事が一番です。

休日くらいはオシャレをしたいですが、どこで保護者に合うか分からないので、羽目の外しすぎは気をつけましょう!

 

“仕事量について”は幼稚園側が簡略化できるところを考えて欲しいですね。

また、フリー教諭がいる場合は手伝えるところは手伝うなど担任の仕事の割合が減らせる工夫ができるとよいのですが…。

1人でこなすことも大事ですが、みんなで協力していけるとよいですね。

 

幼稚園教諭という仕事の不満のまとめ

幼稚園教諭はお給料がそんなに高いわけではありません。

その上、忙しく責任もかなり大きな仕事です。

仕事内容はキリがなく、やろうと思えばプラスαでやれること、やらなくてはならないことが果てしなくあるのです。

また保護者の目は非常に厳しい場合が多いです。

 

仕事の帰りだけではありません。プライベートな時間さえ、どこかに保護者がいないか、見られてないかと気にしてしまいます。

デートの際は人目を気にして、子どもが集まりそうな場所は避けてしまいます。

もう、ディズニーランドなんかに行って園児に見つかればミッキーよりも騒がれてしまうこともあるのです。

 

大変であれば不満はでますが、それだけ、子どもたちにとって重要な影響力のある職業と言う事です。

どんな仕事も不満な点は出てくるものかもしれません。やりがいや達成感があるからこそ頑張れる職業だと言えるでしょう。

タイトルとURLをコピーしました