幼稚園教諭として働いた中で私が嬉しかったこと

幼稚園教諭について

大変なことも、辛いこともある幼稚園教諭という仕事ですが、もちろんその分かけがえのない嬉しいこと、楽しいことがたくさんあります!

以下はあくまでわたしが嬉しかったことですが、参考にしてみてください!

幼稚園教諭として私が嬉しかったこと8つ

①子どもたちの笑顔に癒される

時には子どもが話を聞いてくれなくて怒りたくなる日もあるけれど、何気ない日常の笑顔は本当に元気をもらえます。

嬉しそうに昨日のことを話してくれたり、夢中になって遊んでいる時の笑顔は本当に素敵ですよね。

子どもたちは素直に反応してくれるので、自分の保育指導で楽しんでくれている姿を見るととても嬉しくなりますね♩

その分シビアにつまらないと思ったら話を聞いてくれないので、悲しくもなりますが、保育の向上に繋がりますね!

 

②間近で成長を見届けられる

毎日幼稚園に来ると、昨日できなかったことができるようになるのを間近で見ることができてとても嬉しいものです。

年中は3月までに全員前跳び5回できるようになること!が目標だったのですが、昨日まで全然跳べなかった子が跳べるようになった時はとても感動しました。

家で練習して跳べるようになった子が「先生に電話して教えたい!」と言ってくれたらしく、最初に教えたいのが先生と思ってくれたこともとても嬉しかったですね。

棒人間?!みたいな人しか描けなかったのに、1年通して上達していく過程を見ることができました。

それがまた自分が携わったことで、成長のお手伝いができたと思うとやりがいに感じることでしょう。

 

③たくさん大好きって言ってもらえる!

子どもたちにとってはかけがのないせんせい! こんなに大好きって人から言ってもらえる職業は幼稚園教諭と保育士くらいです。

女の子は頻繁に大好きとハグをしてくれます。

普段は口に出さない男子も(笑)手紙でこっそり大好きって言ってくれるのがとても可愛いです!

普段素っ気なくて嫌われてるのかも…と思っていた子に、保護者から口に出さないけどいつも先生の話してて、先生のこと大好きなんですよって教えてもらった時も嬉しかったことを覚えています。

 

④お手紙をたくさんもらえる!

保存に困るくらいたくさんお手紙をもらえます。

年少の時はわけのわからない文字だったり、顔だったりするのですが、それでも先生を思って描いてくれたことが嬉しいです。

年中年長になるとしっかりした字や絵、折り紙をくれたりしてクラスに貼っていました。

ここでも成長を感じる一面となります。

更に、指導で教えた折り紙なんかを作ってきてくれると更に嬉しさ倍増です!

お手紙での特に嬉しかったエピソードがあります。

私はピアノが大の苦手で、練習しても、子どもたちの前で弾くとよく間違えてしまっていました。

「ごめんね先生へたっぴで」と言っていたのですが(先輩にはそんなこと子どもの前で言わないと怒られましたけどね) 「せんせいぴあのじょうずだからまたひいてね」と描いてくれた子もいたり、「せんせいのすきなところ:ぴあのをひいてるところ♡」と描いてくれてる子がいた時はとても励まされました。

気を遣ってくれたのかもしれませんが(笑)それでも、ピアノに苦労している姿をみて何か感じてくれてる子がいたことが嬉しかったです。

 

⑤行事が成功すると嬉しい!

運動会、お遊戯会、展覧会など行事はありますが、特に運動会やお遊戯会はクラス一丸となってやらないと形になりませんよね。

1ヶ月近くかけて毎日のように練習します。

時は叱ることもあります。

衣装の準備なんかも大変です。

運動会では私の園は4クラスあり、他の3クラスの先生はベテランで明らかに私のクラスは指導力として劣っていました。

まとめるも難しい上に、他のクラスとの差をいかに縮めるか…なんて色々考えて毎日悩みましたが、成功すれば全て報われたと思えるくらい嬉しいのです。

子どもの力はすごくてギリギリまでできなかったことが本番にできちゃったりするんですよね。

たとえ、少し失敗してしまっても、みんなが頑張ってきたことを1番近くで見てきた側としては頑張りに感動してしまいます。

 

⑥保護者から感謝される

日々の生活で感謝されることもありますが、3月には沢山の保護者からお礼を言ってもらえるのは嬉しいことです。

そして先生のクラスでよかったって言ってもらえることが励みになりました。

わたしの勤めていた園は、特に3月に保護者の方々からメッセージ集も頂けました。

普段バス通園でお話しする機会が少なかった保護者からも実はこう思ってくれてたんだと感じる機会でした。

保育園より保護者との関係が密になりやすいですから保護者と分かち合えることもたくさんあります。

 

⑦卒園後も関わりがあって成長した姿をみれる

わたしが見ていたクラスは年中でわたしが退職してしまったため、送り出すことはできなかったのですが、運動会や卒園式も見に行ったり、今でも年賀状も送っています。

そこで、クラス会やりましょうと保護者の方も行ってくれて卒園したあとも集まったりしています。

小学生になってからも関わりがあると、とても嬉しいです。

 

⑧子どもと一緒に自分も成長していけること 初めての担任は不安だらけ。

実は子どもに助けられてることもたくさん。

あー、ごめん間違えちゃったよ。ってこともいいよーって許してくれるみんなの優しさが身に染みるのです。

そして、みんなで乗り越えた行事を通して自分自身も成長できたと思えるのです。

保育で子どもの反応がダイレクトに感じるので自分の言葉かけが、うまく言ったかいかなかったかすぐわかるのも自分の成長を感じることができます。

普通の仕事ではなかなか自分を評価してもらえる機会が少ないですが、幼稚園教諭は子どもたちからの評価をもらえる気分になります。

もちろんダメだった時のダメージも大きいですが、今日はうまくできたぞ!!と感じれるのでやりがいになりますし、嬉しいことです。

 

まとめ

幼稚園教諭は、他の一般の仕事では味わえない嬉しいことがたくさん味わえます。

努力や苦労、辛いことがあるかもしれません。いや、たくさんあります。

でも、大変な思いをした分だけ子どもたちの思いで返ってくるのです。

それがかけがえのない宝物になることでしょう。

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