男性が保育士になることが多くなってきましたね。
「保母」さんという名前から「保育士」という名前にかわったくらいですもんね。
男性の保育士さんが沢山保育に進出していることはたしかです。
でも実際、男の保育士さんってどうなのでしょうかね。
力もあるし、子どもにも大人気というイメージと女性の中に1人、男性保育士でかわいそうなんていうイメージがあったりしませんか?
男性保育士の問題点
男性保育士の採用時
男性の保育士を採用するときに問題となるのが、更衣室とトイレの問題です。
そこを完備しないと雇えないらしく、雇うまでに時間がかかりました。
保育をするとき
保育をする上では、女も男もあまり関係はないかと思いました。
しかし、子どもは違いました。
やはり、肩車とかおんぶとかそんな関わりを求める子どもが多いようでした。
そういう需要もあるんだなと思いながら見ていました。
また、繊細なことは難しいらしく、できずにいましたがほかの先生がフォローしていました。
保護者との関わり
保護者との関わりは特に難しかったようです。
保護者もあまり関わろうとしませんし、距離を縮めるのに苦労しているようでした。
私の職場の男性保育士
私の職場には、20~30代の男性保育士が2名います。
元気いっぱいの男の子たちの大将という感じで、野外でのダイナミックな遊びに一緒についていける体力と気力があるのが頼もしいなと思います。
また、裏方の大工仕事や力仕事も進んで引き受けてくれるので、とても助かっています。女児からはやはり人気が高いようです。
また、女性ばかりの職場でも気負わず一緒におしゃべりを楽しんでくれたり気づかいをしてくれるので、コミュニケーションもよくとれていると思います。
乳児クラスには配属はまだされていません。やはりおむつ替えや沐浴など、園児の体に触れる頻度が多くなる年齢では、保護者からの抵抗がある場合もあるようですね。
こんな男性にぜひ職場に来てほしい
男性保育士さんならではの関わりをしてくれる人
子どもは女性と男性の保育士との関わりをわけています。
女性はお母さん的な要素、男性はお父さん的な要素があるかもしれません。
そんな子どものニーズを理解して答えてあげることがとっても大切なことです。
男性保育士さんにはおんぶや肩車などなど体力勝負のことが多いかもしれません。
そういったことを受け止め、あまり自分を殺さず、そういった保育園での父親的役割を、自然体で楽しめる方がいいですね。
また、男性らしさを発揮して女性ではできないようなダイナミックな遊びを展開したり、大工仕事や工作などをしてくれるような男性が来てくれるといいですね。
きっとその触れ合いは子どもたちにとってもなかなかできない経験となり、いい保育になるのではないでしょうか。
男性の保育士ということにコンプレックスを持っていない人
女性の中に1人という状況も多いはずです。
でもそれでうちにこもってしまうとそこで終わってしまいます。
女性や男性ということを気にせずに、職場になじめるよう積極的におしゃべりをしてコミュニケーションをとったり、質問をしたりしてくれる人がいいですね。
積極的な保育士さん
どんなことにも積極的な姿勢をもってほしいですね。
関わろうとする気持ちがあればきっとそれがスタートになります。
男性保育士がいることのメリット、デメリットについて
男性保育士が働く上で、メリット・デメリットがあります。
メリット
子どもと男性保育士、特有の関わりをしてくれるということ
体力を使うような「動」の動きがメインになるでしょうね。
女性保育士ではしきれないことを子どもにできるので成長していく上で沢山の刺激となります。
新しい感覚を保育園に吹き込んでくれること
女性だらけの保育園ですから、男性の感覚がはいることで新しい風を吹き込んでくれるはずです。
職場の多様性が増し、いろいろな視点から課題や問題にいっしょに取り組むことができると思います。
男性保育士がいることで、男性の気持ちがわかるようになり、保護者の中でも特に父親の保育園での関わりも促されるのではないでしょうか。
送り迎えの際など積極的に話ができるといいですね。
デメリット
女の子との関わり
女の子との関わりで気を付けないといけないことがあります。
あまり関わりすぎるとセクハラなどの言いがかりがでてきます。距離はほどほどにという感じでしょうか。
また、やはり女児のおむつ替えや沐浴など、園児の体に触れる頻度が多い年齢では、保護者からの抵抗がある場合もあります。
3歳以上であればあまり問題にはならないかと思います。
設備の問題
雇う前に、まず施設を作る必要があります。
それにはかなりの費用が掛かるケースがあります。
まとめ
いろいろと問題などはありますが、男・女に関わらず、やる気のある元気な保育士さんというのが大切ですかね。
女社会で大変なこともありますが、うまくかわしつつ子どもとの大切な時間をすごしてもらいたいものです。