新任幼稚園教諭(幼稚園の先生)が気をつけること(心がけ)

幼稚園教諭について

晴れて幼稚園教諭として採用が決まり、喜びと共に不安も多くある新任幼稚園教諭。

先輩の先生や職員室の空気にどう馴染んでいったらよいか悩む新任先生は多いと思います。

正直言うと先生方とうまくやっていくことってかなり大切です。と聞くと嫌になるかもしれませんが、保育で大変な上にさらに人間関係で悩むなんて辛くなってしまいます。

楽しく働けるに越したことはありません!

ここでは、第一印象から仕事する上での心構えなど、アドバイスできたらと思います。

新任幼稚園教諭の仕事上の心構えについて

まずは、慣れるまでには3ヶ月はかかります。

新任の1学期というのは、園の流れを掴むのに精一杯だと思います。

一つだけ大切なことを押さえておくとしたら、「一生懸命さ」です。

自分の周りが動いていたら、自分から「何かできる事ありますか」と声をかけるだけで、きちんと周りを見ている事が伝わります。

また、最初はいろいろな事を教わりますから、頭で整理できないと思うので、必ず“小さな事もメモにとること”です。

そして後からノートにメモして整理すると良いでしょう。

 

好印象を与える振る舞い方

明るく積極的に動く事です。

新任ですので、わからない事が多いですし、何がわからないのか、“わからない”が現状ですが、「指導して頂く」気持ちで、自分から積極的にフットワーク軽く動く事です。

 

返事は聞こえる声で。

挨拶は基本中の基本!

名前を呼ばれたり、説明や指導を受けている時は、きちんと返事を聞こえる声ですること。

また、出勤・退勤の際の挨拶は、大きすぎず、小さすぎずです。

大きすぎても迷惑になりますし、小さすぎても聞こえません。きちんと止まって挨拶をしましょう。

自分の挨拶が終わったことに安心せず、相手の挨拶が返ってくるまできちんとその場で止まって待っていましょう。 姿勢が良いと印象も良いです。

話し方も大切です。

もちろん保護者も対応しますので先生方にも明るくハキハキと笑顔でお話ししましょう。

自信がないから、緊張するからと言ってごにょごにょ話さず、語尾までしっかりと口をよく動かしましょう!

これは保育にも関わってくるので、気にしてみましょう。普段は意識していない部分だと思うので。

「ありがとうございます」のお礼や、自分がミスをしたときには「すみません」「ご迷惑をおかけしました」と素直に謝りましょう。

 

先輩や主任とうまくやっていく秘訣とは

中学・高校時代、特に運動部の部活などで上下関係を深く学んだ方は先輩との上手な付き合い方を知っている人は多いかもしれません。

ただ、仕事となると少し難しいものです。

そこで、先輩や主任とうまく付き合う秘訣について記していきましょう。

まずは、相手に興味を持って、話しかけることです。

先輩先生の受け持つクラスの園児の様子や飾ってある壁面の良い感想を伝えて見ましょう。

そのうちに話題も広がっていくでしょう。

また、先輩や主任にはわからないことを聞いて頼ってみてもよいと思います。

学年の先生が集まっている時や職員室でも自分から話をしていけるといいですね。

しかし、いきなりあまりにとプライベートのことは避けましょう。

園の雰囲気にもよりますが、面白く冗談を言ったら和むかなと思うところも、ふざけてると思われるのでやめておきましょう。

自分のクラスの子のことを何気なく話しておくといざとなった時助け舟をだしてくれやすくなります。

こまめにいいことも悪いことも学年の先生と共有しておきましょう。

相手が忙しい時は避けましょう。

「今お時間大丈夫ですか?」や急ぎのときは「お忙しいところすみません」など言葉を添えると良いでしょう。

助けてもらったり、迷惑をかけてしまった時にお礼や、謝罪をするのは当たり前ですが、 大きなミスだった場合は次の日も「昨日はありがとうました。」のアフターフォローがあると印象が良くなります

時には注意をされる時もあるかもしれませんが、感謝や尊敬を忘れずに接していくようにすると相手にも伝わってきっとうまくやって行けるでしょう。

注意されている時の表情も気をつけましょう。

時には理不尽な時もあるかもしれませんが、あからさまに不貞腐れたりしてしまわないように気をつけましょう。

 

慣れてきたら…

慣れてきたら、周りを見渡し、気づけるようになりましょう。

少しのことでも先回りしてお手伝いできるようになれたら素晴らしいですね。

これは幼稚園教諭に限らず社会人になると必要なことだと思います。

また、教わったことを反復して確認しましょう。

説明後、「わかった大丈夫?」など確認されてときは「わかりました!」だけでなく大まかに聞いた流れを繰り返して、「ということですよね?」とわかったことを伝えましょう。

そこで抜けてる部分があれば教えてくれますし、二度手間になりません。

長い説明の時は、「まとめてみて、わからなかったらまた教えてください」と伝えると、良いかもしれません。

分かりました!!!と言い切るよりも、良い印象に残る気がします。

 

そして…謎のルール…

どこの園にも謎の暗黙のルールが存在すると思います(笑)

自分たちのコップを一つ片付けるにも片付けに行く学年の順番が決まってるとか…

本当保育に関係ない謎のルールがあるので気をつけましょう。

 

自分が体験した教訓

新任教諭の一年目のころ、園バスに乗っている時、保護者からの伝言を小さな事だから忘れないだろうと思い、メモを怠ったときがありました。

園に到着した後、園児をおろす事でバタバタしていた私は、その内容をすっかり忘れてしまったのです。

先輩先生から、厳しくも「保護者からの信頼を失うわよ」と言われました。

その時の出来事が“小さな事でもメモを取る”と大きな教訓になりました。

ミスをしてしまうのは誰でもあること。 それをいかに活かしていくかが大きな成長につながります。

これから幼稚園教諭になるみなさん、人間関係よりも子どものことでめいいっぱい悩める先生になってくださいね!

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